2025年3月12日水曜日

今年もウグイスが・・・

 今日は2025年3月12日(水)です。
今朝、わたしは今年初めてのウグイスの鳴き声を聞きました。
あいにくの曇り空で、いまにも雨が落ちてきそうなそんな天気でしたが、ウグイスは元気に鳴いていました。
まだ完全な「ホーホケキョ」ではなかったのですが、確かにウグイスでした。


<ウグイス> JoëlによるPixabayからの画像


お隣さんの雑木林に住み着いてるのか、あるいは毎年どこかからやってくるのか分からないのですが、わが家からそう遠くないところから、その爽やかなさえずりは聞こえてきたのです。

昨年などは、夏も終わりの9月頃まで鳴き声を確認することができましたが、果たしてまたあの同じウグイスが来てくれたのでしょうか。


幸いにして、わが家はお隣さんの雑木林が隣接しているため緑ゆたかで、通年ウグイスをはじめとして幾種類もの野鳥の鳴き声を借景(?)をバックに楽しむことができます。


以前、ウグイスについてネットで調べたことがあります。
それによると、ウグイスは日本全国に分布し、生息領域は比較的広いとのこと。
それまで、わたしはウグイスは渡り鳥の一種だとばかり思っていたのですが、そうではないようです。
地域によって、夏は高原や山地で過ごし、冬に平地に下りてくるウグイス(漂鳥という)と、ほとんど移動しないウグイス(留鳥という)に大雑把に分けることができ、その生息形態は様々なようです。いずれにしても、見かけよりはタフな鳥で環境への適応性はかなりあるようです。

しかしながら、警戒心は強いようで、これまで幾度となくさえずりは聞いたのですが、実はわたしはその姿を一度も見たことがありません。図鑑などで確認すると、一見メジロに色合いと姿かたちが似ているのですが、目の周りは白くはないようです。


メジロ (by Pixabay)


メジロは実際に見たことはありますが、こちらも警戒心が強く、動きが機敏でシャッターに納めるのは一苦労だったのを覚えています。(とは言え、今回のメジロの画像はPixabay有志様の作品によるものでわたしの撮影ではありません。)

恐らく、未だその姿を確認できないのですから、ウグイスもまたメジロ同様にキビキビと動きが速いのだと思います。

去年の記録がないので、今年のウグイスのさえずりのタイミングが、早いのか遅いのか判断できませんが、そんなことよりも、毎年ここにやってきてその鳴き声をわたしたちに聞かせてくれることが何より大事なのです。

新聞テレビなどを見ていると、人と人との争いや、地震、洪水、山火事などの自然災害が後を絶ちません。暗いニュースばかりが目立ち、この先が心配です。
また、かつては共存共栄を掲げていた国々が、ひとたび政治や経済が疲弊すると自国第一主義に傾いてしまう現状もまた危惧されます。

昨今の世界の状況を見ていると、まるで世界中が何か得体の知れない魔物に追われているかのように齷齪しているように感じます。

以前、別のブログ投稿で同じ意味合いのことを書きましたが、こうした状況のときこそ原点に立ち返る冷静さが必要なのだと思います。
「平和とは何なのか」、「人間の幸せとは何か」、「生きる意味とは何か」をチョッと立ち止まって、いま一度考えてみたらどうでしょか。


James KimによるPixabayからの画像


たとえマンネリ化と言われようと、「毎年同じ事ができること」「昨日と同じように無事に一日を過ごせること」など、そう!人間はいつも通りが一番なのです。
兎角、人は自身の生活の中に変化を求めがちですが、平凡で何の変哲もない日々が、実は私たちにとっては一番幸せで嬉しいことなのです。
今朝、緑いっぱいの自然の中でウグイスのさえずりを聴いていて、改めて気付かされた気がします。
いよいよ、春到来ですかネ!

最後までお読みいただきありがとうございました。
from JDA




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