こんなときだからこそ朝のひとときを大切に
最近は布団から出るのを躊躇ってしまうほど、朝の冷え込みが一時より
ワンランクもツーランクもシフトアップしたようです。
この時期の早朝は寒さ以外にも、辺りはまだ薄暗く行動意欲も湧いてきませんが、
これが8時頃になると、とても清々しい朝を実感することができます。
気持ちも自然とポジティブになります。
しかしながら、こんな朝の素晴らしさに気が付いたのは、
残念なことに50代になってからのことです。
若いころ、特に大学時代などは「深夜放送族で夜更かしの朝寝坊」の典型でしたから、
今思えばもったいないことをしたな~と悔やんでいます。
人生の何割かの時間を無駄に過ごしてしまった訳です。
当時はそんな朝の雰囲気を味わうような余裕もなかったし、
只々寝たいの一点張りでした。
そう、それが青春だったのでしょう。
早朝のマジックアイランドからダイヤモンドヘッドを望む |
そんなわたしを目覚めさせてくれたのが、新婚旅行から十数年ぶりに行ったハワイ旅行でした。
ハワイ滞在中の日々は、自然と早起きになります。
限られた日数ですから、できるだけハワイを味わいたいという、欲張りな気持ちがそうさせるのでしょう。
PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像 |
ところで、ハワイで早起きしてどうするのかというと、実は散歩をするのです。
早朝散歩です。
早朝はあのワイキキでさえ人は疎らで、ウォーキングやジョギングをする
外国人(つまり米国本土からの観光客)やロコ(ハワイ現地の人たち)を
見かける程度です。
彼らのこうした行動を見ていて思うことは、彼らの意志の強さです。
身体に良いことに対しては、彼らは非常に貪欲です。
他人に左右されず、自分の意志で行動しています。
日本でも健康志向が注目され、スポーツジムに通う人や
ジョギングをする人たちが増えているようですが、
単なるブームで終わらなければいいのですが・・・
我が国の一週間程度の連休に対し、外国の休暇はロングバケーション。
その差は大きいですが、それでも意識に於いては大きな違いを感じてしまいます。
要するに、彼らは一日をとても有効に過ごしているのです。
一日の中で一番空気がきれいな時に、身体によいことをする。
それに対して、日本人観光客(自分も含めて)は、まだまだベッドに潜り込んで
夢の中かもしれません。
ですから、朝のスタートが遅く日中の行動密度が濃いので、
からだに負担がかかってしまいます。
こうした悪循環はハワイ滞在中に限ったことではありません。
日本に戻っての生活も同じように過ごしてしまいます。
朝のひとときの素晴らしさ、大切さを少しでも多くの若い人たちに
分かっていただきたいと思います。
それでなくても歳を重ねると一日が短く感じられてならないですから。
今、コロナ禍でわたしたちの行動はかなりの制約を強いられています。
こんな時こそ、空気の澄んだ早朝散歩はお薦めです。
家に帰ってのコーヒーは格別の美味しさですよ。
それにしても、何時になったらハワイへ行けるのでしょうか?
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